英語で授業が出来る教員になるためのステップ

ウォームアップ「単語の読み上げ」~英語で授業

挨拶が終わったらウォームアップだが…

 

英語の授業の特徴だと思うのですが、生徒たちに活発な言語活動を促す必要があります。そのためには、授業の最初に声を出す活動をもってくるのは非常に理にかなっています。まさに、ウォームアップです。

 

失敗するパターンは、ここに難しい捻りの効いた活動を持ってきて、生徒の声が出てこなくなってしまうことです。

 

そこで、ウォームアップの段階では、「こんなに単純でいいの?」と思うくらいの活動が適していると言えます。声を出せばいいのです。

 

単語の読み上げ

 

例えば、「英単語・フレーズの読み上げ」活動があります。

 

これは生徒がペアになって、片方が英単語やフレーズを読み上げて、もう片方がそれに対応する日本語を答える、というものです。前時に学習した新出単語の復習に最適です。

 

この活動用のシートは教師があらかじめ用意しておきます。または、授業のどこかで使ったものを再利用してもいいでしょう。

 

それぞれの英単語と日本語訳には、四角いチェックボックスをつけておけば、相手が言えたものにチェックを入れることができます。

 

教師の役割は、力量差がありそうなペアの助けに入ったり、ペアがいない生徒の相手役になってあげたりします。

 

本当に単純な活動ですが、「声を出す」という活動にはこれぐらいでちょうどいいのです。

 

さて、この部分を実際に「英語で授業」をしてみましょう。

 

“Let’s get warmed up.”

 

最初に、活動の目的「ウォームアップ」を伝えることで、生徒の気持ちをその活動に向かわせます。

 

次は、ペア活動に共通する表現です。

 

“Make pairs.”
“The student sitting next to you is your partner.”

 

誰とペアになるのかをハッキリと伝えます。

 

“Put your desks side-by-side.”(机を隣同士くっつけて)

 

または、

 

“Face each other.”(お互い向かい合って)

 

などを加えればより、指示が明確になるかもしれません。

 

パートナーが見つからない生徒には、次のクラスルームイングリッシュを教えましょう。

 

生徒:“Mr. Inoue, I don’t have a partner.”
教師:“Okay, I’ll be your partner.”

 

“One of you reads English, and the other reads Japanese.”

 

活動のやり方を伝えています。

 

生徒間では次のような会話がされると理想です。

 

生徒A:“Who reads English first?”
生徒B:“I do.”

 

頃合いを見計らって、教師が制限時間を伝えます。

 

“Now you have 30 seconds.”

 

ダラダラやってはウォームアップになりませんので、けじめをつけるためにも制限時間を設けることをおすすめします。頑張れば、クラスの8割くらいが達成できる時間でいいのではないでしょうか。

 

ちなみに分単位で伝えるより、秒単位で伝えたほうが不思議と切迫感があるので、試してください。音で知らせるストップウォッチがあると、わかりやすいです。

 

“Are you ready? Ready. Go.”

 

この掛け声で、活動がはじまります。

 

やめる掛け声は、

 

“Stop now.”

 

または

 

“Time’s up.”

 

でいいでしょう。
次は役割交代の指示です。

 

“Now change roles. Ready. Go!”

 

これで活動終了です。

 

最後に

 

“Are there any pairs who have finished all the words? Raise your hands.”(全部終わったペアはいますか? 手を挙げて)

 

と聞いてあげて、手が上がったら

 

“Congratulations!”
“Good job!”

 

などとすかさず、拍手しながら「ほめる」ことを忘れないでください。

 

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