英語で授業が出来る教員になるためのステップ

Greeting~英語で授業

「起立、気をつけ、礼」はどうする?

 

授業の始まりは挨拶で始まります。ほとんどの場合、

 

「起立、気をつけ、礼!」
「着席」

 

のパターンでしょう。

 

生真面目な新人の先生の場合、

 

「これは英語で何て言ったらいいのでしょうか?」

 

と思う人もいるかもしれません。
結論から言うと、

 

日本語で(普通に)挨拶してしまいましょう

 

というのは、英語圏において授業開始時に「起立、気をつけ、礼」をする文化がそもそもないので、これを英語でやろうとすると無理が生じます(想像すると笑えます)。

 

それならばと、教室に笑顔で入りながら

 

“Hi, class. Good morning.”

 

などと言いながら、自然と授業を始めるほうが英語らしくていいのでは、という意見もあるでしょう。

 

これが出来る(または似合う)先生は、そのまま続けたらいいと思います。

 

でも、先生のキャラクターに合わないこともあるでしょうから、そこは無理をしないで、普通に始めてもいいのでは、というのが私の意見です。

 

Greetingのポイントは、定型表現を繰り返し使用して、挨拶、日付、曜日、天気の問答について、ほぼ無意識レベルまで身に着けさせることです。

 

挨拶してみましょう

 

まずは、基本の挨拶から。

 

先生: “How are you today?”
生徒: “Good.”

 

挨拶にはいくつかのバリエーションがあるので、慣れたころを見計らって、違う表現を教えてもいいかもしれません。

 

続いて、日付を質問します。

 

先生:“What is the date today?”
生徒:“It’s April 23.”

 

生徒は日付を序数(twenty-third)で言えているでしょうか?

 

曜日の質問に移ります。

 

先生:“What is the day of the week today?”
生徒:“It’s Friday.”

 

日付の時の質問との違いが、生徒は理解しているでしょうか?

 

慣れてきたころに、わざと、日付と曜日の質問の順番を入れ替えてもいいかもしれません。とにかく、繰り返しが大事です。

 

最後に天気です。

 

先生:“How’s the weather today?”
生徒:“It’s sunny.”

 

天気のところは、実際の天候を見ながらの受け答えとなります。

 

rainy, sunny, cloudy,hot, warm, cold, windy

 

などが瞬時に使い分けられると理想です。

 

最初のうちは文字がないとクラス全員で返事ができないでしょうから、早めに教室に行って、あらかじめ紙に書いたものをマグネットで黒板につけておくといいでしょう。

 

このパターンの挨拶は、中学1年生におすすめです。

 

英語初心者である中学1年生でも、実際の日付、曜日、天気に即したやり取りが出来るので、1年を通して続けましょう。

 

さて、先ほど触れたこれらのあいさつ文を書いた紙は、まだまだ活用法があります。

 

2学期くらいになったら、今度は反対に、生徒に質問をしてもらうのです。

 

生徒: “How are you today?”
先生: “Good.”

 

という具合です。

 

この時に、教師が紙を指で示してあげると、生徒の声がそろいやすくなります。

 

このようにして、授業の最初に挨拶や日付・天候などの聞き方、答え方について繰り返し学ぶことになります。授業の中での扱いはごく短い時間ですが、毎回繰り返すことにより、学習効果は高くなります。

 

運動行事の後や、食事後の授業などでは、教室に疲労感が漂っている時がありますが、大きな声を出して気持ちよく挨拶することで、少しでも前向きに授業に取り組めるよう工夫してみましょう。

 

関連ページ

英語で授業するため(オールイングリッシュ)の戦略
「英語で授業をしたことがない」「英語で授業ができない」という英語の先生の悩みを克服するための実践的な戦略を紹介します。
英語授業のwarm-up~導入部をオールイングリッシュ化してみよう
「英語で授業をしたことがない」「英語で授業ができない」という英語の先生の悩みを克服するための実践的な戦略を紹介します。
英語の授業の失敗例をたくさん見ると、良い授業が出来るか?
「英語で授業をしたことがない」「英語で授業ができない」という英語の先生の悩みを克服するための実践的な戦略を紹介します。
生徒をはげます~英語で授業
「英語で授業をしたことがない」「英語で授業ができない」という英語の先生の悩みを克服するための実践的な戦略を紹介します。
生徒をほめる~英語で授業
「英語で授業をしたことがない」「英語で授業ができない」という英語の先生の悩みを克服するための実践的な戦略を紹介します。
ウォームアップ「単語の読み上げ」~英語で授業
「英語で授業をしたことがない」「英語で授業ができない」という英語の先生の悩みを克服するための実践的な戦略を紹介します。
「英語で授業」~誤文訂正
「英語で授業をしたことがない」「英語で授業ができない」という英語の先生の悩みを克服するための実践的な戦略を紹介します。
指名をする~英語で授業
「英語で授業をしたことがない」「英語で授業ができない」という英語の先生の悩みを克服するための実践的な戦略を紹介します。