英語で授業が出来る教員になるためのステップ

「英語で授業」~誤文訂正

誤文訂正(Sentence Revision)の活動

 

 

「英語で授業」に慣れてくると、どうしてもスピーキング活動にフォーカスされがちですが、writingもおろそかにしてはいけません。Writingは最終的には、最も次元の高い言語活動ですので、初歩の段階から少しずつ書き慣れることが大切です。

 

私は原則として「大切なことはすべて授業で扱う」という姿勢で授業に臨んでいます。

 

ところが、50分間の授業を振り返ってみると、驚くほどノートに英文を書く活動をしていないことに気がつき反省することがあります。

 

そこで、前時の復習としてレギュラーにしてもよさそうな、「誤文訂正」の活動を紹介しましょう。

 

手順

 

まず、前回の授業で扱った教科書本文の中から、1文または1文程度を板書します。

 

この文章には、「文法的な誤り、語法の誤り、スペリングの誤り」の全て、またはいずれかが含まれています。

 

出来るだけ前回の授業のターゲットとなった文法事項が含まれている文章を利用するようにしましょう。

 

動画の中では、うまく一つの文の中に3種類の過ちが入っています。どの文章を選び、どの間違いを設定するかは、それぞれの英語教員の腕の見せ所です。

 

次に、板書した文章の中に、間違いがいくつあるのかを知らせます。

 

そして、スタートします。
生徒の実力差により、早く終わってしまう生徒もいれば、なかなか間違いが見つけられない生徒もいます。

 

そこで、早く終わった生徒には声をかけ、前に出て行って黒板に解答を書いてもらうように頼みます。

 

間違いの数と同じ人数を指名してもいいですし、一人にすべての答えを書いてもらってもいいでしょう。

 

他の生徒が終わっている中、ダラダラと続けてもテンポが悪くなるので、テンポよくすすめていきましょう。

 

後は、教師が一つ一つチェックと簡単な解説をして、全員に正解をしめします。

 

非常に簡単な活動ですが、文字を書くことによって前時の文法事項を定着させるのは、脳へのよい刺激になるのではないでしょうか。

 

自分で書いた英文の校正が自分で出来るようになる、というのが文法学習の最終的なゴールのひとつですので、その意味ではこの活動は「そのもの」と言えます。

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